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バッチキャプチャーがうまくいかない |
2000.05.23初稿
2004.09.25改訂 |
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Q. バッチキャプチャーの際に始点をうまく見つけることができません。
あるいは、キャプチャーが途中で止まってしまいます。
A. テープのTimeCodeをとぎれさせないようにしましょう。
バッチキャプチャーするには前提として、TimeCodeが正しく記録されているテープである必要があります。
TimeCodeとは、テープ冒頭位置(00:00:00.00)からの経過時間値を映像・音声とともに記録したもので、アマチュア用では、8mm/Hi8のRC TimeCode、DVのDV TimeCodeがあり、業務用では当然のように搭載されています。
DVキャプチャーにおけるバッチキャプチャーでも、このTimeCodeを利用してキャプチャー始点・終点を認識してます。
TimeCodeは、Tape上で未録画部分があると,それ以降はTimeCode値がゼロに戻ってしまうので、これが原因で、DVデバイスのコントロールがうまくいかなくなるケースが多々あります。また、未録画部分でキャプチャーが止まってしまうこともあります。
この手のトラブルは、「TimeCode先打ち」、すなわち、撮影前にTape全域をいったん録画しておくことで、防ぐことができます。
わたしは、DV Tapeの使い始めは、全域にカラーバーを録画しておきます。もちろん、DVカメラのフタを閉めたままで録画しておくだけでも充分ですね。
もちろん、Timecodeを先打ちする目的もありますが、余分な磁性体粉を吹き飛ばす、とか、Tapeのテンションを調整する、といった効能もありますかもしれません。まあ、Tapeの「初期化」(笑)みたいなものですので、面倒がらずにお試し下さい。
また、ありがちなトラブルを避けるために、
Tapeの冒頭、10秒くらいは、捨てカットにしましょう。
TimeCode取り込みするとき、どうしても数秒くらいはプリロールするので、この分を撮影時に見込んでおくのです。こうしておかないと、Tape冒頭直後のTimeCode値を指定しても、サーチできないため取り込みできないことが多いです。
以上のことは、撮影以前の時点でのコツといえます。
詳しくは、Macで始めるDTVコーナー基礎知識編の項にある記事[ビデオ撮影時の注意点]をご覧下さい。
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