MacDTV.com |
Diskのパフォーマンスを計測する |
2002.09.20初稿 |
Mac OS X環境下で、Diskの読み書き速度を調べるフリーツール、iozoneをご紹介します。
|
MacDTV.comトップページ |
|
Mac OS XでDTV |
|
Diskのパフォーマンス計測.1 |
始めに
Mac OS 9では定番ベンチマークツールだったNorton Utilities付属のSystem Info。なにしろ、PwoerPC G4のVelocity Engineも評価できないなど、すたれ気味の感はありましたが、結局、Mac OS Xの世界にはやってこないようです。まあ、各アプリケーションごとのベンチマーク(例えば、Final Cut Proやcleaner)を取ることは可能ですが、肝心のマシンのシステムとしてのベンチマークを取る方法がなくなってしまいました。
DTVにおいては、Diskの読み書き速度を調べるベンチマークツールが存在していないのが困りものです。
ATTO Technology社のATTO RAIDに付属しているようなのですが、Diskのパフォーマンス計測のためだけに購入するのもなんですしねえ。また、Disk検証ソフトDrive 10にもDiskのパフォーマンス計測ができるようなのですが、Web、カタログ、店頭で製品パッケージを見る限りでは、どんな計測ができるかよくわかりません。
で、困っていたのですが、UNIXのツールを使うことを思い付き、調べますと、ちゃんとMac OS X用にも移植されているじゃないですか。もっとも、GUIではなく、Terminalでコマンドを叩くことになるわけですが、それでも、フリーのツールというのは、上出来です。
ということで、ここでは、IOZone for Mac OS Xの使い方を解説します。
できるかぎり、UNIXを知らない方でも、そのとおり操作してゆけばDiskのベンチマークテストができるよう、親切に(笑)説明してゆきますので、付き合いください。
UNIXに精通されている方向けに、まず、簡単に概要を触れます。
0.概要
1. IOZoneの入手。
precompileのものがここにあります。
2. make
makeするだけなのですが、Mac
OS Xでは、Developer Toolをインストールしないと、makeがインストールされません(笑)。これを知るまで、Terminalで悩みました(笑)
Developer Toolは、Mac OS X製品パッケージにCDが付属しているほか、Apple Developer Connectionから無償で入手できます。
3. iozoneの実行
データをExcelなどで、表示・加工
これでわかりますか??。それでは、判らない方のために、詳細に説明してゆきます。
|
|
Copyright(C)
Yasushi SATO |
|
MacDTV.comトップページ |
|
Mac OS XでDTV |
|
Diskのパフォーマンス計測.1 |