Final Cut Studio
2009でBlu-ray Disc Video作成
Final Cut Studio 2009では、簡易版ながら、Blu-ray Disc Video作成機能が搭載されています。
操作の流れを見てゆきましょう。
1. Final Cut Studio
2009でできること
Blu-ray Disc Videoの作成
Final Cut Pro 7で編集したムービーを、Final Cut Pro単体だけでBlu-ray Disc Videoに焼くことができます。Final
Cut ProからCompressorに渡せば、Compressor上でBlu-ray Disc Videoに焼くこともできますし、BD-Video用のビデオ・オーディオファイルを書き出すことができます。
Final Cut Pro以外のDTVソフトで編集したムービーも、Compressorに持ち込めば、Compressor上でBlu-ray
Disc Videoに焼くこともできますし、BD-Video用のビデオ・オーディオファイルを書き出すことができます。
Blu-ray Disc Videoの作成 Blu-ray Disc Videoに焼くためには、別途、BDドライブが必要です。
Final
Cut Studio 2009のBD-Video関連機能には、BD-Videoのメニューをオーサリングする機能は搭載されていませんので、ほんとうに基本的なメニュー構造を持ったBD-Videoしか作れませんが。(将来、DVD
Studio Pro(の後継ソフト)に、BD-Videoオーサリング機能が搭載されるのを待つしかないようです。
BD-Video用のビデオ・オーディオファイルの書き出し BD-Video用のビデオ・オーディオファイルとは、ビデオは、H.264/MPEG-4
AVC High Profile。オーディオは、ドルビーデジタルAC-3。これらの素材は、この後BD-Videoオーサリングソフトに持ち込むことになります。(将来は、これらの素材を、DVD
Studio Pro(の後継ソフト)に持ち込んで、そのソフト上でBD-Videoオーサリングする、というワークフローが予想されます。)
これ以上のことは、Final Cut Studio 2009ではできません。BD-Video作成に簡易対応、と言われるゆえんです。
2. Final Cut Pro 7を使って、Blu-ray Disc Videoを作成する
Final Cut Proでの編集
まず、Final Cut Proで普通に作品を編集してください。最終的に、ひとつのシーケンスにまとめます。つまり、1〜2時間程度の長尺ものの作品を、ひとつにシーケンスとする、ということです。 このシーケンスには、チャプターマーカーを打ってください。このチャプターマーカ位置が、BD-Videoのチャプターメニューに反映されます。
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